SATOKO FUJII FOUR (藤井郷子、田村夏樹、マーク・ドレッサー、ジム・ブラック)

Live

「日本人アヴァンギャルドピアニスト藤井郷子の目がくらむように並んだインプロヴィゼーション」–クリス・バートン、ロサンゼルス・タイムス(アメリ カ)

「藤井はパーカッシブな洪水から哀愁をたたえたリリシズムまで展開し、徹頭徹尾、思慮深いインプロヴァイザーだ。」–カーク・シルスビー、ダウンビート (アメリカ)

「藤井郷子フォアはニュージャズのバンドと見なす。多様なミュージシャンが多様なサウンドを創造するグループ」–マシュー・デューアステン、ダウンビー ト(アメリカ)

CD “When Were Were There”(2006)

–CDジャーナル2006年ジャズベストCD

–ジャズ東京2006年ベストCD―横井一江

–2007年度レコード投票:編集者選―ロバート・イアンナポロ、ケーデンス

–2007年度レコード投票:編集者選―ジム・サンテッラ、ケーデンス

「昨年の彼女の高得点な8枚のアルバム」–トム・ハル、ザ・ヴィレッジ・ヴォイス

「日本人ピアニスト、藤井郷子と夫の田村夏樹は、ベーシスト、マーク・ドレッサーとドラマー、ジム・ブラックの強力な支えで、『ホエン・ウイ・ワー・ゼ ア』全編を通してディソナントに舞う。」–フィル・フリーマン、ザ・ヴィレッジ・ヴォイス(アメリカ)

「様々なスタイルの音楽を渡り歩くピアニストの藤井郷子が、ここではベーシストのマーク・ドレッサーやドラマーのジム・ブラック、トランペッターの田村夏 樹と共に、短編のフリー・ジャズを打ち出している・・・。このプレイヤーたちが共通の活動歴を持っていることからすれば、4人が共同体的な雰囲気を醸し出 しているのは予想通りである・・・。ドレッサーは、クラシックの色彩を帯びた藤井の音楽にうってつけの、洗練されたテクニックを持っている。いっぽうのブ ラックはワイルド・カードだ――その演奏は、爆発的なものから優雅なものまで変幻自在で、興味がつきない。田村の音色はマイルスを思わせるが、その方法論 は、やんちゃな子供の手に火の点いた花火を持たせた時の様子を音にしたようなものである。藤井の演奏は知的で力強い・・・。フリー・ミュージックがこれ以 上に優雅な形で枠に収められた例はめったにない。」–クリス・ケルゼイ、ジャズタイムス(アメリカ)

「藤井の最も満たされたCDの1枚」–フィル・フリーマン、ジャズイズ(アメリカ)

「次はどんな獰猛な野生動物を登場させるか、どんな繊細な夜行性甲殻虫を羽ばたかせるつもりか、スリリングでわくわくさせられる1時間。」—長門竜 也、ジャズライフ(日本)

「…元気で騒々しく、向こう見ずだが音色は美しい。……アルバム全体を通じて、音楽の構造は日光に晒された黒ビニールのようにねじれ、あるいはたわみ、歌 のようなテーマが頻繁に聴こえ、演奏曲目の本質がメロディーにあることをうかがわせる――月並みな表現だが、これはアヴァンギャルドではない。 Satoko Fujii Fourの面々は、構築=解体=再構築という理念を信奉し、セシル・テイラーやデイヴィッド・S・ウェアばかりでなく、シェーンベルクをも志向するかのよ うなハーモニーを含む、創造性豊かな、ときとして不穏な気配の漂う演奏で素材を展開している。」–ケヴィン・レゲンドレ、ジャズワイズ(イギリス)

「この日本人のピアニスト兼バンドリーダーの作品は数も多く、それらの方向性も多岐にわたっている。その彼女がさらに方向性を変えてこのようなアルバムを 作ったとしても、意外な気はしない。藤井はすでに長年にわたって、ベーシストのマーク・ドレッサーやドラマーのジム・ブラックと共演を重ねている。彼女の パートナーであるトランペッターの田村夏樹がこの顔ぶれに加わったのはかなり最近のことだが、彼が影響力を発揮したのか、音楽はいつもの藤井が志向する長 大な形式のものとは違って、どちらかと言うとソング形式に近いものになっている。プロジェクトとしては彼女のものだが、グループによる共同作業の性格が強 く、ドレッサーと、ますますその存在感を増しつつあるブラックは、最初からアイディアを捉え、自らの責任で破壊的な知性を駆使してアイディアに変化を加え ている。」–ブライアン・モートン、ザ・ワイアー(イギリス)

「このカルテットはお互いわかりあっていて、彼らの交感は多くの録音からも明らかだ。多様な感応力を備え、魅惑的なまでのテクニックを示し、グループの熱 い創造が溢れんばかりで、あらゆる意味で彼らは、望まれるようなしなやかな現代のジャズグループだ。…もちろん、藤井の音楽の非凡な美点 – 彼女の好む素晴らしいカウンターライン、共演者から存分に引き出す才気、そして、色彩への天分は全てここで聴ける。まさに、これらのプレーヤーがこのコン パクトな曲の中で輝かされている。」–ジェーソン・ビヴィンズ、ケーデンス(アメリカ)

「Satoko Fujii Fourの成功は、4人の際立った個性の融合(およびその対立と調和)にもその理由があるかもしれないが、最大の理由は、彼女が共演者に与えた自由が、互 いの演奏を聴いてそれに反応しようとする雰囲気を創り出しているという点だろう。『ホエン・ウイ・ワー・ゼア』は、開放的な精神の持ち主の耳を釘付けにす る作品だ。」–ダン・マックレナガン、オール・アバウト・ジャズ(アメリカ)

「藤井郷子のカルテットによるアルバムは、過激に幕開けを告げる「Sandstorm」によって、これから展開される強烈なインプロヴィゼイションに対し て心の準備をするように聴き手を促すが、奥行きのある「Runaway Radio」では早くもその期待を裏切り、冒険的ではありながら思慮深さを感じさせるインプロヴィゼイションが聴かれる。『ホエン・ウイ・ワー・ゼア』の 音楽の大部分は、アヴァンギャルドなジャズと呼ぶのが相応しいのかもしれないが、アート・アンサンブル・オヴ・シカゴに通じるサウンドの探求や、情熱的な フリーフォームの演奏ばかりでなく、ポスト・バップを探求する場面や物憂げなバラッドが聴かれる場面も用意されている。ほとんどの演奏は簡潔であり、曲の 雰囲気やアイディアが確定したところで結末を迎えている・・・。『ホエン・ウイ・ワー・ゼア』は、興味の持続するモダン・ジャズの作品だ。」–スコッ ト・ヤナウ、オール・ミュージック・ガイド(アメリカ)

「藤井郷子は、荒れ狂うようなフリー・ジャズを愛するいっぽう、静かでより叙情的な曲も喜んで書くという、創造性豊かで勇猛果敢なピアニストである。その 彼女が空気感を活かした曲(「Nocturne」)や優しいバラッド(「Inori」)を演奏するのを聴くのも素晴らしい体験だが、より過激で先鋭的な曲 (「The Line Of The Heart」)を演奏した時の彼女は、聴き手をほんとうにワクワクさせてくれる。世界中のジャズ・ファンは、彼女から発せられる攻撃的な音楽に備える必要 がある。そして抑制の利いた作品にも――こちらの方がより印象的だ・・・。マーク・ドレッサーとジム・ブラックのは素晴らしいリズム・セクションを形成し ており、彼女の夫であるトランペッターの田村夏樹は、ソロイストとしてもサポートのホーン・プレイヤーとしても、いわく言いがたい雰囲気を創り出す術を心 得ている・・・。畏敬の念さえ起こさせるような音楽だ。」–マット・シブラ、グローバル・リズム(アメリカ)

「このセッションにおける藤井は、広く知られた彼女のスタイルである、長大な形式で多くのパートに分かれた作品を避け、より短い、簡潔な楽曲に焦点を絞っ ている。内面的にも外面的にも同様に優れたテクニックを持つ藤井の演奏は、心を駆り立てるような圧縮されたトーンを持つクラスターから、ネオ・クラシック 風の繊細な装飾音まで、幅広い表現力を発揮している。田村は息の合ったパートナーで、彼の出す騒々しい悲鳴のような音も、押し殺したような不気味な音も、 デュオからフル・オーケストラまで、考え得るあらゆる編成による彼女の音楽を彩ってきた・・・。カルテットは、個々の曲の核心を捉え、百選練磨の手腕と相 手の心を読むようなインタープレイによって、あらゆる挑戦を試みている・・・。バンドの仲間たちの優れたサポートによって、曲ごとに藤井郷子の作品の違っ た側面が浮き彫りにされた『When We Were There』は、作曲家として、またインプロヴァイザーとしての、彼女の両方の才能が見事なまでに統合された作品である。」–トロイ・コリンズ、オール アバウトジャズ(アメリカ)

「藤井の音楽からはいつも圧倒的なエネルギーが感じられる。それが重圧にならず、聴き終わるとすかっとした気分になれるところが快感だ。この作品にも、4 人のミュージシャンによる創造性と音楽性のすべてが投入されている。全力投球の潔さと集団即興のスリリングな展開。それが小気味いい形ではじけている。」 –小川隆夫、スイングジャーナル(日本)

「藤井郷子は『ホエン・ウイ・ワー・ゼア』でこのカルテットがインプロヴァイズドジャズ界に一石を投じるような、音の詩を創作している。…彼女の曲は協和 音と不協和音がオーバーラップし、続くフレーズが叙情的で魅惑的なものか、不気味な悪夢のようなものか予測がつかない。…”Inori”が美しいメロディ で魂を表す一方で、”The Line Of The Heart”で藤井の彷徨うようなピアノで独特な神秘性を表現する。….彼女の他のレコーディング同様、これも高く推薦する。」–ジム・サンテッラ、 オール・アバウト・ジャズ(アメリカ)

「彼女は巧みに、思うがままにピアノを演奏し、日本やニューヨークに本拠を置く数多くのグループを操り、ここ10年の間に目を見張るようなレコーディング 作品――今年は4枚のビッグ・バンド作品を含む8枚――を次々と発表している。彼女の夫であるトランペッターの田村夏樹はすべてのグループで活躍している が、藤井が炎のように激した演奏をする時でも、田村は冷静な演奏をする傾向にある。—彼女が印象的な活動ぶりを見せた年における、ハイライトとなる作 品だ。」–トム・ハル、スタティック・マルチメディア(アメリカ)

CD “Live in Japan “ (2005)

–2005年度トップテンCD批評家選―ブライアン・モートン、コーダ

–2005年度トップテンCD―ブルース・ギャランター、オールアバウトジャズニューヨーク

–スイングジャーナル2005年日本ジャズ賞7位

–2005年度トップテンCD批評家選―マイク・チェンバレン、コーダ

–2005年度トップテンCD批評家選―マイク・チェンバレン、モントリオールアワー

「『ライヴ・イン・ジャパン』は、楽器が想定外の役割を果たす可能性を示した好例である。フリー・ジャズのインタープレイの中で、リーダーのピアニストは ドラマーのように他のプレイヤーを駆り立て、ベーシストのマーク・ドレッサーは親指で意味深なメロディーを奏で、パーカッショニストのジム・ブラックは銀 色に光るゴワゴワした織物のようにアンサンブルの全体を覆う。そして、トランペッターの田村夏樹はと言えば――まるで空に文字を描いているようだ。」– ジム・マックニー、ヴィレッジヴォイス(アメリカ)

「『ライヴ・イン・ジャパン』は、(藤井の)最高傑作のひとつである。トランペッターの(彼女の夫でもある)田村夏樹やベーシストのマーク・ドレッサー、 ドラマーのジム・ブラックとチームを組んだ藤井は、構築されたメロディーから制約のない抽象にまで発展する、熟達した楽曲を書いている。アルバムの中心と なる、演奏時間36分におよぶ「Illusion Suite」は名演である。ここでは、藤井の鋭角的なコードやたたみ掛けるようなフレーズが、セシル・テイラーや彼女のかつての師でもあるポール・ブレイ をほうふつとさせる。そして、それらは重量感のある動きと微妙な抑制によって、田村のトランペットから息混じりのトーンを引き出している。さらに、アルバ ムの他の部分では、ブラックの集中力を持ったパワーとドレッサーのうねるようなラインが、聴き手を釘付けにするような魅力を放っている・・・。」マーク・ マスターズ、ジャズタイムス(アメリカ)

「Satoko Fujii Fourの卓越したアルバム『ライヴ・イン・ジャパン』の冒頭を飾る「Ninepin」は、藤井郷子の強烈で複雑な音楽を代表する、優れた作品であ る。・・・脈打つような謎めいた雰囲気から騒音のような混濁まで、荒々しい不協和音からピアノとトランペットがユニゾンで奏でる元気なメロディーまで、音 楽は緊張感を失うことなく変化する。藤井の作品の中で最も優れたものには、聴き手が彼女と共に隅々まで音楽の旅を楽しみたくなるような、ガーシュウィンの 音楽に通じる身のこなしが感じられる。」–ダニー・ホーリー、ニュース&アブザーバー(アメリカ)

「星4つ。作曲家兼ピアニスト藤井郷子の音楽は、完全に自由というわけではないが、鎖につながれたようなものとは訳が違う・・・叙情的で、劇的で、高いエ ネルギーを帯びたトリオやカルテットが交わす会話においては、様々な気分を表現する能力や、感情の起伏や陰影の変化に対する繊細な反応ばかりでなく、集中 力の持続にも注目すべきである・・・並外れた音楽だ。」–レイ・コミスキー、アイリッシュ・タイムス(アイルランド)

「藤井は激情と洗練された技巧でキーボードを操る。彼女には幅広い感情を表現する能力があり、しかもその表現は明快である・・・。どのプレイヤーも自由奔 放で、彼らを制約するものは何もない。『ライヴ・イン・ジャパン』は、幅広い音楽ファンに訴える、わかりやすいグルーヴにも魅力のある作品として、自信を 持って推薦できる。」–ジム・サンテラ、オールアバウトジャズ(アメリカ)

「もしもあなたに、メロディーやストレートアヘッドなリズムから自由になる可能性を受け入れることができるなら、あなたをそんな世界に案内する術を、藤井 とその仲間達は心得ているはずである。」-カイル・オブリアン、ジャズシーン(アメリカ)

「2004年の夏に日本で本作のレコーディングを行った、結成から約8年になる藤井、ドレッサー、ブラックのトリオは、以前に3人でレコード化した藤井の 作品4曲を、田村を加えてより発展させるのを楽しんでいるのは明らかだ・・・。トリオによる前作のタイトル曲であり、アルバムの中心的役割を果たす曲でも あった「Illusion Suite」にも、ここでは田村を除いた3人による、アルバムとはまた違った解釈が施されている。(良い意味で)目まいのするような演奏で、藤井が考えた 所要時間36分の変化に富んだ行程をもとに、グループがのんびりと歩いたり、早口でお喋りをしたり、疾走したり、滑空したりする様子をうかがっていると、 このグループが結成6年を経てもなお、ワクワクするような演奏を聴かせることができる理由が見えてくる・・・。この『ライヴ・イン・ジャパン』で、田村は 他の3人とは違った美意識を持ち込んだと言われるが、それはむしろ、この驚異に満ちたトリオの広大な表現の幅をさらに広げる要素として、歓迎すべきであ る。」–デニス・ゴンザレス、ワン・ファイナル・ノート(アメリカ)

「『ライヴ・イン・ジャパン』は、(藤井が)長く活動してきたトリオのベーシスト、マーク・ドレッサーとドラマーのジム・ブラックに、彼女の夫であり、共 演する機会もますます増えつつあるトランペッターの田村夏樹を加えたグループの演奏を収めた作品である・・・。このグループが(編成の上でも語法の上で も)成長を見せているのは明らかだが、それは――2004年に日本のクラブ、エッグ・ファームでライヴ録音された――これらの4曲が、すでに藤井によって レコーディングされたものだというところにも、その理由がある(これは、作品数の多いリーダーにしては、珍しいことである)・・・。切れ目なく演奏される これらの音楽には、深遠なインプロヴィゼイションばかりでなく、耳慣れたテーマや、藤井がかつて師事したポール・ブレイを思わせるロマンティックなメロ ディー感覚も盛り込まれている・・・。長年の間に彼女が育んできた様々なモティーフが、今ここに幸福な形で共存し始めている。」–カート・ゴシャーク、 オール・アバウト・ジャズ・ニューヨーク(アメリカ)

「集まった4人は楽器の可能性を鬼の様に追求し、地獄耳で互いの音を注意深く聴きつつ遠慮会釈のない意見をぶちまけまくる。彼らは楽器から己の「声」を出 す事の尊さをパフォーマンス全体にみなぎらせる。全く予想のつかない展開にドキドキし、突如挿入される“キメ・リフ“に拳を突き上げたくなる。なんてファ ンキーな音なのだ。静寂と喧騒、叙情と汗の対比が美しい。これをフリー・ジャズという一言で片付けてしまう人達に呪いあれ。」–原田和典、ミュージック マガジン(日本)

「メンツからすれば大フリー大会になってもおかしくないところだが、音数は少なく常に抑制が効いている。…これだけ静謐な演奏で聴き手の集中力を途切れさ せないジャズは希有だろう。」—土佐有明、スタジオボイス(日本)

「スピード感溢れるリズムの展開や急激なダイナミクスの変化、静寂の中でのささやくような受け渡し、音の融解、途方も無い緊張に包まれたミュージシャン同 士の会話のような即興演奏は聴くものすべてを圧倒するでしょう。」—芳垣安洋、リズム&ドラム・マガジン(日本)

「・・・『ライヴ・イン・ジャパン』は、藤井が完全に自身の個性だけで、創造者としての重要な地位を急速に築きつつあることを、雄弁に物語る作品であ る。」–アレクサンダ・ヴァーティー、ジョージアストレート(カナダ)

「いわゆるフリージャズ”的などしゃめしゃの演奏ではなく、お互いが全身を耳にして間合いを計りつつ、鋭い一撃をびしっと決めるストイックなたたずまいが 実にかっこいいのだ。パーカッシブなブラックのドラミングと、太くて深い音色のドレッサーのベースに触発された藤井の演奏は、左手の強靭な動きがすばらし い。じっくり聴き込むに値する秀作。」—村井康司、CDジャーナル(日本)

「通常のフリーにないしっかりした曲構成の中に、多種スタイルの音断片をふりまきながら絶妙に展開させる。ロンドがあったりファンクがあったり、実験性を 伴った調和なきストイックさでまとめてくるのだ。」—長門竜也、ジャズライフ(日本)

「恐れる事無くガンと弾き切るその潔さは、かっこいいのだ。拡散してゆくトリオとは逆に田村夏樹のペットは音楽全体を締める。そのバランスがとても良 い。」—沼田順、ロック画報(日本)

「日本全国津々浦々はもとより、洋の東西をジャズで架橋する藤井の試みはいずれも看過できないが、メンバー各自にソロイストとしてのスペースを与えつつ作 品総体を総べるバンドリーダーの手腕は本作に顕著。世に言う端正なピアノトリオじゃこうはいきませんぜ。」—南部真里、イントキシケイト(日本)

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