MIN-YOH ENSEMBLE

Live

「郷子と彼女の”民謡アンサンブル”は、この種の音楽の深くて力強い表現を使う。」–ニューヨーク・ディリー・ニュース

「藤井郷子は日本の冒険的なピアニストで作曲家、何年にもわたり成果ある活動をしている。」–ネート・チネン、ニューヨーク・タイムス

「超多作なピアニスト藤井郷子は最近の彼女の最も際立ったプロジェクトを再開…アート・アンサンブル・オブ・シカゴの1969年の傑作、叙情詩『ピープ ル・イン・ソロー』のそれとは違うやり方で、尊厳なテーマをゆっくりと密度を増し、切迫させていく中での、藤井の旋回するペンタトニックのメロディーと パーカッシブなアタックはガムランを思い起こさせ、穏やかな面は予測できない激昂でしばしば粉砕される。この繊細なアンサンブルの最強チームはピアニスト 藤井の最も際立ったプロジェクトだろう。」–タイム・アウト・ニューヨーク

「呼び物は藤井郷子民謡アンサンブルだった。彼女のピアノとアンドレア・パーキンスのアコーディオンとラップトップ、ブラスはトランペットの田村夏樹とト ロンボーンのカーティス・ハッセルブリングの、彼女の最も叙情的なユニット。」–スチュワート・ブルーマー、オール・アバウト・ジャズ

「その音楽はフリージャズの爆発から、絶え間ないざわめき、通り過ぎる風と飛行機の飛ぶ低音の中でピアノがささやきがかすかに聴こえような静寂まで、広大 に展開される。最も面白いであろうところは、普通でない楽器編成とその使い方からくる響きとねじれた民族音楽…ライブは彼女の作品を聴く素晴らしい機会 だ。」–ディヴィッド・グランディー、イアートリップ

CD ”Fujin Raijin” (2007)

–2007年度ベストCD―ウェイン・ゼード、ジャズ・トーキョー
–2007年度ベストCD―悠雅彦、ジャズ・トーキョー
–2007年度ベストCD―横井一江、ジャズ・トーキョー

「魅力的なメロディーに複雑で神秘的な音風景を加え、ピアニスト藤井と彼女のクァルテットは半ダースの民謡曲に、アヴァンギャルドな回転を加える。アコー ディオンとトランペットとトロンボーンが、藤井のエネルギッシュなプレイのために、普通でない土壌を作り、この優れたグループは情緒的にも、音楽的質の高 さにも通じている。」–ボブ・ウィーンバーグ、ジャズイズ

「2007年のアルバム『風神雷神』で聴けるように、このカルテットは日本の伝統的な民謡のメロディーを、ゆったりとした魅惑的な瞑想に織り上げる。」- -スティーブ・スミス、ヴォリューム、タイム・アウト・ニューヨーク

「この勇敢な奮闘は簡単な事ではないが、やり抜けば得るものは大きい…その音楽は輝かしい。」–マイケル・J.ウエスト、ジャズ・タイムス

「トランペッター田村夏樹とピアニスト藤井郷子の夫妻チームのキャリアを一言で言えば、その広範囲さ…哀しげなブラスのテーマとずきずきするようなピアノ の組み合わせは、スペインと南米のテーマを使ったカーラ・ブレイのリベレーション・ミュージック・オーケストラを思い起こさせる。」–ビル・メイヤー、 ダウンビート

「多作というだけでは、藤井郷子が彼女のキャリアの中で立証した強度は計れない。多作の危険なところは、実際の珠玉な作品がいとも簡単に見落とされてしま うという事。『風神雷神』は全く確実にこういう状態にある。—藤井の熱愛者のみならず、まだ足を踏み入れていない人達にも価値のある静かで風格のある アルバムだ。」–スティーヴ・スミス、タイム・アウト・ニューヨーク

「暗くて力強く、さらにまた繊細で優美、『風神雷神』は哀愁と錯綜と不協和な和音で始まる…スペースのあるアレンジは瞑想的な雰囲気を作る。–アルバム の強度は、パーカッシブなピアノの打鍵、高音のアコーディオンが作る雲を聴いているかどうかに関わらず持続する。」–マイケル・ギャラント、キーボード

「全曲を通して、アンサンブルは見事な順応性を保ち、空間的な深さを大きくするデュオやソロのインターリュードに突入する。藤井の多作さは確かに繰り返し によるものに見えるが、多くの場合、慣れ親しんだおなじみを避けて新しい何かをはじめる。」–デレク・テイラー、ケーデンス

「最初の一音から、ゆっくりと動くコードと、切り進み通過する音と、ブラスの甘いポルタメントとでこのグループ独特のサウンドだ。このグループのスペース が好きだ。特に開かれた藤井のハーモニーの感性、ものすごい、近年の藤井のベストの1枚だ。」—ジェーソン・ビヴィンズ、シグナル・トゥ・ノイズ

「藤井の曲は急かないペースで徐々に展開される。伝統的なリズムが障害となる事なく、カルテットは細やかな柔軟性と荘厳な力強さでルバートですすんでい く。…フリージャズの荒れ狂うドラマと民族音楽の上昇する楽天性と悲哀さをブレンドして、『風神雷神』は並外れた試みだ。魅惑的な作品:藤井郷子からは決 して期待を裏切らない。」–トロイ・コリンズ、オール・アバウト・ジャズ

「藤井が結成した今までのアンサンブル同様、リスナーはそれまでに一度も聞いたこともないようなものに遭遇する―静けさに加え、痛々しいようなソニックが さらに強行に、実力と企みでリスナーを虜にして、新たな場所に連れ去る。….いつもの藤井同様に、予期せぬものが期待できて、夢中にさせられる。」–ダ ン・マクレナガン、オール・アバウト・ジャズ

「ひとつ、はっきりと言える事は、ピアニスト藤井郷子が彼女の音楽の世界を広げ続ける事を決してやめない事、あるいは聴衆を感嘆させるのをやめない事だ。 『風神雷神』はその6つのトラックでこちらが想像していたような物を打ち砕く並外れた、ほとんど恐るべきアルバムだ。…もし、音楽で人生を変える事ができ るとしたら、それはまさにそれだ。『風神雷神』は夢中になる強力な体験だ。」—バド・コプマン、オール・アバウト・ジャズ

「ソロには叙情的で比較的メロディックなところもあるが、強烈なサウンドの探究を伴う一触即発の部分もある。」–スコット・ヤナウ、オール・アバウト・ ジャズ

「…これは、簡単には言い表せないそそられるワールドミュージック。藤井は何か新しくて今までと違うもので、ひきつけてじらすという方法をわかってい る。」–クリス・スペクター、ミッドウエスト・レコード

「2007年発表の『風神雷神』は藤井の広範囲のカタログの中でも普通ではないセッション。スイートでノスタルジックな瞬間もあれば、孤独でほとんど暗い 部分もある、6つのトラックは日本の民謡から作られている。」–カート・ゴシャック、オール・アバウト・ジャズ

「あなたの耳が真に探究的な物を求めているなら、これは最も推薦すべきものだ。」–ディック・メトカフ、インプロヴィジャズアーション・ネーション

「聴き手が共感できる瞬間に引き込まれるようなパッセージがたくさんある。」–D.オスカー・グルームズ、オーズ・プレース

10/10/10

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